ゲームエンジンの「Gamebryo LightSpeed」を提供するEmergent Game Technologyと日本の専属代理店であるアイ・ジー・エムはGTMF2010にて、カジュアルゲームやダウンロードゲーム向けにライセンス契約を複数締結したと発表しました。
ライセンスを結んだのはウェブゲーム『Slam Bold Scrappers』を開発中のFire Hose Games、PSN/Xbox Live向けタイトルを開発中のTornado Studios、Wi向け『Busy Scissors』を開発中のManifest、PSN向け『Kung-Fu LIVE』を開発中のVirtual Air Guiter COmpany、PSN向けタイトルを開発中のPerpetual FX、PSN/XboxLIVE/PC向けに『Jam Party: Be the Music』を開発中のZivixの計6社。
また、先日発売されたWii向け『Dance on Broadway』(Longtail Studios)や、Wiiウェア『Last Flight』を開発中のポーランドのデベロッパー、Bloober Teamともライセンス契約を締結しています。
GTMFの会場では実際に『Dance on Broadway』は体験することができましたが、非常にカジュアルなダンスゲームです。開発期間は10カ月未満だそうです。比較的カジュアルなゲームでも、Emergentを採用することで開発期間を圧縮することができる事を実証し、かつ低コストのプロジェクトでも利用できるライセンス形態を用意している事を証明する例と言えそうです。