セガは『ソニック』を守るため、再評価を行おうとしているようです。セガのシニアバイスプレジデントであるJurgen Post氏は、一定の基準に達しない作品の新規生産を取りやめる・・・と海外メディアに語っています。対象となるのは『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』シリーズのゲームで、「メタスコア」が評価の基準となります。「メタスコア」はMetacriticが複数の海外サイトのレビューを点数に換算した点数で、ゲーム業界における一つの権威とされています。Post氏は「ブランドの価値を増すためにこうする必要があります。将来的によりビッグな『ソニック』がリリースされる際に非常に重要なのです。我々は過去作品のカタログでお金を儲けることができますが、利用できる『ソニック』の数をコントロールし続ける必要があります。さもなければ共食いが起こるのです」とコメントしています。先日も『ソニック』担当ブランドディレクターであるDavid Corless氏が「新旧ファンのバランスを取るのは難しい」とブランド維持の難しさに関して語ったばかり。ブランドは今やゲーム会社における最も有用な財産の一つですから、よりよい作品を残して環境を整えることも大事なのかも知れません。
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