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セガサミーグループは2022年3月期の統合レポートを公開しました。2022年3月期は、ゲームを中心としたエンタテイメントコンテンツ事業が目標の250億円を上回る368億円の経常利益を上げていることが発表され、同社の今後の方針が明らかにされています。
同社が掲げる長期目標として、2024年3月期までは既存IPのグローバルブランド化による収益基盤の増強とグローバルプレイヤーに向けての投資促進期としており、2026年3月期までにグローバルでスケールする大型タイトル“Super Game”の創出を目指すとしています。
既存IPのグローバル化として、『ペルソナ5』シリーズの全世界累計販売本数722万本のうち、海外売上比率が77%であることや、『ソニック』の映画のヒットが挙げられています。
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レポートの中では、これらのセガの価値創造の源泉であるIPの累計販売本数が発表されており、『Total War』シリーズの4,040万本以上や海外で根強い人気の『Football Manager』シリーズの2,500万本以上などが公開されています。『ソニック』シリーズでは累計販売本数が15.1億本を超えています。
発売を控える『ソニックフロンティア』や、同社が思い描くグローバルでスケールする大型タイトルなどに期待が寄せられます。