2012年12月1日にスクウェア・エニックスから発表された、アーケード用カードバトルゲーム『超速変形ジャイロゼッター』。派手な専用筐体、実車が登場するドライブモード、車から変形したロボットが戦うロボットモードといったユニークな仕掛けで注目を集める『ジャイロゼッター』ですが、実はアンリアル・エンジン3を利用して開発が進められています。ジャイロゼッターは、プロデューサーの市村龍太郎氏以下『ドラゴンクエスト モンスターバトルロード』シリーズを手がけたチームの新作であることに加え、豪華クリエイター陣によるメカデザイン、新創刊の「最強ジャンプ」でのコミック連載、ジャンプフェスタ2012への出展、アニメ・玩具等の大型メディアミックスと、盛りだくさんの展開で大きな話題を集めています。キッズ向けの作品でありながら、実在する車が登場して変形、熱いバトルを繰り広げるというハイクオリティなビジュアルが求められるゲーム内容に、アンリアルの技術が大きく貢献しています。スクウェア・エニックス プロデューサー 市村龍太郎氏コメント「『超速変形ジャイロゼッター』は、題材にクルマ・ロボット・変形・バトルといった子供たちが大好きな要素をたくさん詰め込んだ、新しいキッズカードゲームです。ただこれらの魅力を最大限に引き出すには、キッズカードゲーム市場では見た事のない圧倒的な存在感が必要です。そのためには、ゲーム筐体が変形するだけでなく、ソフトが放つド迫力のグラフィックも兼ね備えなければなりません。そこで、我々が開発環境として選んだのが、アンリアル・エンジン3でした。HD画質での開発を効率よくできることも当然魅力的な環境でしたが、それ以上に、何年も運営しながらバージョンアップを重ねていくキッズカードゲームのタイトな開発スケジュールにも柔軟に耐えられることが決め手です。どのようなゲーム画面になったかは、実機から取り込んだ映像を編集したプロモーションムービーが公式サイトにアップされていますので、是非見て確認してみてください!http://gyrozetter.com/」エピック・ゲームズ・ジャパン 代表 河崎高之コメント「アーケード筐体上で動作するゲーム、しかもキッズ層を中心に見据えたゲーム内容と、これまでにアンリアル・エンジンをご利用いただいてきた市場・ジャンルとは大きく異なる方向で弊社の技術をご利用いただけることに、大きな驚きと喜びを感じています。低年齢層の顧客を対象に、人気ヒーローが登場したり、カードがもらえることから、ともすればビジュアル面やカットシーンのクオリティに十分な注意が払われることが少なかったアーケード筐体という市場において、ジャイロゼッターは革新的な作品であり、新しいスタンダードを打ち立てる存在になるでしょう。スクウェア・エニックスが手がける新たなチャレンジの一環として、我々のエンジンがお役に立てることをとても光栄に思います。開発を担当するロケットスタジオ、界グラフィックスの両社も、アンリアル・エンジンを使用した開発で十分な経験を積まれており、日本国内における『アンリアル・マスター』の開発会社が増えることは非常にありがたいことです。全国のアミューズメントスポットで、子供たちがプレイする姿を見られる日を楽しみにしています。」『超速変形ジャイロゼッター』は、先日Epic Gamesより発表されたスクウェア・エニックスによる複数ライセンス契約の第一弾タイトルです。『超速変形ジャイロゼッター』は、全国のアミューズメントスポットにて2012年夏より稼働予定です。(C) 2012 SQUARE ENIX Co., Ltd. All Rights Reserved.
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