ケイブが13日発表した平成24年5月期 第2四半期(6月1日〜11月30日)の業績は、売上高13億0300万円(△11.9%)、営業損失2100万円、経常損失2900万円、純損失7400万円と赤字転落となりました。ここ数四半期のケイブはソーシャルゲームのヒット作『しろつく』によって牽引されてきましたが、同作を含むインタラクティブ事業の売上高は前年同期比6.1%減の11億9600万円、セグメント利益も2億4100万円で37.4%の減少となり、陰りが見えた状況です。また、グリーとの資本・業務提携を行い、新作アプリの開発への投資を拡大しており、先行投資が利益を押し下げた形とも言えます。家庭用ゲームや業務用ゲームのコンシューマー事業も『INSTANT BRAIN』をリリースしたものの低調で、売上高5000万円(△63.5%)、セグメント損失5600万円となりました。カードゲームなどへのライツのライセンスを柱とするライツ&イベント事業も売上高5600万円(+16.7%)、セグメント損失2600万円でした。
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