小霜氏はプレイステーションのコピーを考案した人物で、現在でも一線級で活躍するコピーライター。戸練氏も広告業界で長い経験を持ちます。ヘルプボタンはゲームクリエイターたちが培ってきたノウハウを広告・販促業界に結び付けることを使命としています。ウェブサイトでは、
「さあやろう」と決めてやるのがゲーム。
「ついついやっちゃう」のがゲーミフィケーション。
ついつい見ちゃう、ついつい行っちゃう、ついつい買っちゃう。
「ついつい」パワーが、これからの経済には必要です。
あなたの会社にも必要なら、
ポチッ。
HelpButton。
とのメッセージが紹介されています。一見すると各所で見るようになったゲーミフィケーションのコンサルティングサービスに聞こえますが、平林氏は「一線を画したい」としました。
「単にウェブサイトにミニゲームを導入するような似非ゲーミフィケーションが跋扈しています。単にルーレットを回して当たりが出たり、行動に応じてポイントが貰えるというのはゲームの楽しさの本質ではありません。ゲームと消費生活の共通点は、行動を最適化する楽しさという点です。防具を買うと剣が買えない、さあどっちを買うのがベターなのか? という悩みを楽しむのです。ゲームによって人をだますのではなく、ゲームによって日常を楽しくし、楽しい消費生活が行われるようにする。ヘルプボタンではこうしたゲーミフィケーションを提供していきます」