若者からの支持を集めたい政治家にとってゲームは良い媒体かもしれません。一期目を終え、二期目の当選を目指すアメリカのオバマ大統領。民主党の大統領候補に選ばれ、相手の共和党候補は前マサチューセッツ州知事のミット・ロムニー氏に決定。11月6日の投票に向けた一般有権者へのアピールを強めています。前回の選挙ではツイッターの活用が話題を呼びましたが、今回はゲームかもしれません。GamePolitics.comによれば、オバマ大統領の再選への支持を訴える広告がエレクトロニック・アーツ(EA)の様々なゲームに登場しているそうです。家庭用ゲーム機の『マッデン』からカジュアルゲームポータルのPogo.comまでプラットフォームを問わず。モバイルでも『BATTLESHIP』『テトリス』『スクラブル』などこちらも作品を問わず様々なタイトルに登場しているとのこと。また、EAによると恐らくオハイオ、ネバダ、コロラド、アイオワ、ニューハンプシャー、バージニア、という大統領選挙の勝敗を握る各州のユーザーにターゲティングされているのではないかとのこと。EAの担当者は「テレビやラジオ、インターネット媒体のように我々は政治広告を認めています。この広告はEAのどんな政治的なポリシーにも抵触するものではありません」とコメント。もちろん、現職大統領だけでなく広告料金さえ払えば共和党候補であっても出稿できると強調したとのこと。米国でも日本と同じく若者の投票率は低くなっていて、このような取り組みはそれを改善する地道な努力にもなるかもしれません。
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