KLab株式会社が、同社の子会社であるKLab Global Pte. Ltd. を通じ中国・上海に現地子会社「可来软件开发(上海)有限公司」(以下「KLab China」)を設立すると発表した。またこの新会社設立後に、株式会社イトクロの孫会社である轶腾酷(上海)信息科技有限公司(以下「YTK」)のソーシャルゲーム開発部門を買収する契約を締結するという。KLabでは、既に開発拠点としてフィリピンにKLab CyscorpionsをKLab Globalの子会社とするなど、開発の海外移転を積極的に推し進めている。今回新たに中国拠点のKLab Chinaを設立することで、中国で日本向け及びグローバル向けのタイトルを開発しコストの低減を図ると共に、日本で提供しているゲームの中国向けローカライズや中国向けオリジナルタイトルの企画・開発を行なっていくとしている。なお、KLab Chinaが部門を買収するYTKは、日本国内のMobageやGREE、mixi向けに『禁断のグリモワール』など13タイトルを開発した実績があり、中国のDeNA China向けにもゲームの開発を行っている。人員は開発12名、企画9名、デザイン9名、インフラ3名、管理部門等5名の38名で、企画、デザイン、開発からインフラ管理までをカバーでき、今回の部門買収によってKLabはこれらの人員を獲得し、すぐにでも中国で開発をスタートする体制を整えることができるという。
KLabの2024年度上半期は3割の減収、EAと共同開発の『タクサカ』の売れ行き次第で経営体制の変更もありえる?【ゲーム企業の決算を読む】 2024.8.26 Mon KLabの業績不振が鮮明になってきました。
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