2016年は各メーカーが製品版のVRシステムを発売予定であることから、両社は双方のリソース・技術力・ノウハウを活用したさまざまな取り組みを実施すると決定。国内のアミューズメント・レジャー施設(テーマパーク・アミューズメント施設・カラオケ・ショッピングセンターなど)に、共同でVR体験の提供を推進していくとのこと。
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■GREE VR Studioについて
次世代のプラットフォームとして世界的にVR市場への関心が高まる中、グリーは2015年よりVR事業に本格参入しました。同年9月には初のVRコンテンツである謎解き脱出ゲーム「サラと毒蛇の王冠」を「東京ゲームショウ2015」に出展し、好評を博しました。11月にはVR開発専門スタジオ「GREE VR Studio」を設立、スマートフォンアプリ「シドニーとあやつり王の墓」をリリースしました。また2016年5月10日には、VR業界の第一線で活躍する国内外のプレーヤーをゲストに迎えたカンファレンス「Japan VR Summit(JVRS)」を開催する予定です。
ソーシャルゲーム市場を切り開いたコンテンツの企画・開発経験を生かし、VR市場にも魅力的なコンテンツを継続的に提供していくことで、市場の拡大に貢献していきます。
■HTC Viveについて
「HTC Vive」は、HTCとバルブによって共同で開発された新しい仮想現実体験を体験できるシステムです。2つのワイヤレスコントローラー、ルームスケールの測定を行うセンサーステーション、フロントカメラおよび電話機能搭載のヘッドマウントディスプレイから成ります。
HTC Viveの最大の特徴はルームスケールの位置トラッキングシステムです。最大5m×5m四方の空間をHTC Viveを装着した状態で自由に動くことができます。座る、寝そべる、後ろを向くといったあらゆる動作が全ての位置で可能になっております。最も没入型VR体験を提供することが可能です。コンテンツ開発者の方々には、動きまわるものから着座で楽しむものまで、コンテンツ制作に柔軟性を持たせることが可能です。
2016年のCESではHTCの先駆的なVRシステムとして、14賞を受賞しました。