調査会社のSuperDataは最新のレポートで、2016年の世界のVR市場について、前回までの予想を22%下方修正し、29億ドル(約3200億円)としました。ハードウェアメーカーが出遅れている事が主な要因です。同社ではVR市場は当初ハードウェアに牽引される形で、特にゲームユーザーを中心に需要があるものの、Oculus Riftの出荷遅れに見るように、十分に対応が出来ていないと指摘しています。出荷の遅れから市場規模の予測は下方修正したものの、一方で初期の需要の高さは想定以上だとも述べています。ただし、Stephanie Llamasアナリストは「米国人の50%はまだVRを知らないか、興味が無いと述べている」と指摘。市場の急拡大にはこうした普通のユーザーにも受け入れられる必要があり、アーリーアダプターからの浸透や、良質なコンテンツの充実が不可欠であるものの、初期の出遅れがこれを阻害する可能性があるとしています。SuperDataでは2018年までの伸びは緩やかで、安価なデバイスや良質なコンテンツが揃うであろう2019年以降に大きな伸びを予測、2019年には228億ドル(約2.5兆円)、2020年には402億ドル(約4.4兆円)という規模になるとしています。その他、レポートでは以下のような内容もカバーしているとのこと。・米国での知名度はPS VRが28%、Oculus Riftが22%、GearVRが21%、HTC Viveが5・ゲームは2016年には売上の78を占めるものの、2020年には28%にまで低下・VRに関心の高いユーザーの間でも26%はハードウェアの高額さを指摘・サムスン以外が有力なデバイスを用意しないため、モバイルVRの伸びは当初より下方修正・2020年には41%の売上はPC関連からになる
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