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カプコンは、2018年3月期の決算説明会を開催、事業戦略資料の中で、2019年3月期までの事業戦略を発表しています。
資料によれば、中期的な目標として、「安定成長」と「更なる成長への仕込み」を両立するとし、コンシューマの海外展開を強化して、ユーザー層の拡大を図る事を発表。
安定成長に向けた成長戦略としては、大型IPの定期投入、休眠IP・リメイクの活用を掲げており、『モンスターハンター:ワールド』のグローバル展開、過去作の現行機移植版等の販売に加え、“ダウンロード販売強化”が掲げられています。更に、コンシューマ向け戦略として、『モンスターハンター』や『ストリートファイター』、『バイオハザード』、『カプコンvs』シリーズに並び記載されるような、未発表の「大型タイトル2本」が、2019年3月までに登場すると発表されました。
また、e-Sportsについても専門部署の設立計画を告知。国内での大会主催などを積極的に展開していく旨を明らかにしました。
発売中の『モンスターハンター:ワールド』については、2018年4月16日時点で800万本を出荷した他、今後グローバル展開の推進として、PC版展開を含めた継続的な販売を行っていくとしています。ただし、この“PC版”については海外向け資料でも触れられており、けして同作日本語版のPC展開を示すものではないことに注意です。