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ソニーグループは、2021年3月度第3四半期の決算短信を公式サイトにて公開しました。決算説明会資料 (PDF)によると、同期の売上高は3兆313億円(前年同期比13%増)、営業利益は4,652億円(同32%増)、税引前利益は4,616億円(同20%増)、四半期純利益は3,462億円(同11%増)です。
ゲーム&ネットワークサービス部門では、売上高が8,133億円と前年同期比から8%減。「ハードウェア及び周辺機器の売上減少」「アドオンコンテンツを含む自社制作以外のゲームソフトウェア販売減少」「自社制作ゲームソフトウェアの販売減少」などをマイナス要因としてあげています。
一方、営業利益は929億円で昨年同期より121億円増加しています。プラス要因としては「販売費及び一般管理費の減少」「製造コストを下回る価格を戦略的に設定しているPS5ハードウェアの損失縮小」を、マイナス要因ではソフトやアドオンコンテンツの減少のほか「周辺機器及びPS4ハードウェア販売台数の減少」をクローズアップしています。
また、2021年度見通し(10月時点比)では、売上高1,700億円(6%下方修正)としており、「PS5販売台数の下方修正」とも記載されています。そのほか、補足資料(PDF)のデータによると、PlayStation Plusへの加入者数は4,800万人。PSネットワークでの月間アクティブユーザー数は1億1千万人と、前期よりも増加しているようです。
UPDATE(2022/2/2 23:55):本文内の誤字を修正しました。コメント欄でのご指摘ありがとうございました。