今年も、年に一度のゲームの祭典「東京ゲームショウ2023（TGS2023）」の開催が迫ってきました。
本イベントを主催する一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会（CESA）によると、4年ぶりに幕張メッセの全館を利用し、世界中から楽しめるオンライン企画も充実したハイブリッド開催となる今回のTGSは、（9月4日現在）出展社数770社、小間数2,684小間と、どちらも過去最多となっているとのこと。
そんな出展エリアには「eスポーツコーナー」も設けられ、eスポーツ関連企業による製品やサービスの展示も行われます。
本稿では、そのeスポーツコーナーの出展企業や、「e-Sports Business.jp」として注目のポイントを紹介します。
なお、現時点で未公表となっている展示内容については、随時更新していきます。
出展ブース eスポーツコーナー
eスポーツコーナーには、ゲーミングデバイス販売からeスポーツ大会運営まで、多様な事業者が出展を予定しています。ここでは、e-Sports Business.jpが特に注目するブースを紹介します。
日本eスポーツ連合（JeSU）
一般社団法人日本eスポーツ（JeSU）は、eスポーツに関する調査・情報発信やプロライセンスの発行、大会の認定、eスポーツ選手の育成・支援等、日本におけるeスポーツの振興に取り組む団体。
9月21日／22日のビジネスデイに開催される、ゲーム産業の最新動向やビジネス動向にフォーカスしたセミナープログラム「TGSフォーラム」では、JeSUが主催するeスポーツに特化したセッション枠「eスポーツカンファレンス」を設置。ビジネスデイ2日目（9月22日）に、JeSUによる主催社セッションを含む複数のセッションが行われます。
なお、TGS2023における出展内容はまだ発表されていませんが、公表され次第、本サイトにて紹介する予定です。
SCARZ
XENOZが運営する「SCARZ」は、日本を代表するプロeスポーツチームのひとつ。多様なゲームタイトルでの大会出場はもちろん、eスポーツを活用した社会貢献やホームタウンである川崎市でのeスポーツビジネスの活性化等にも取り組んでいます。
TGS2023の出展ブースでは、11年の活動を振り返る展示が行われるほか、ビジネスデイはeスポーツをビジネスに活用するための相談も受け付けるとのこと。eスポーツを活用した新規事業等に興味のある方は、ぜひブースを訪れてみてはいかがでしょうか。
日本テレビ放送網
日本テレビは、2018年以降積極的にeスポーツ事業を展開しています。傘下のアックスエンターテインメントを通じてeスポーツチーム「AXIZ（アクシズ）」を運営しているほか、直近ではeスポーツ大会運営やイベント製作を行うJCGを子会社化したことを発表。メディアパワーを活かし、eスポーツを通じた更なるコンテンツ提供を行うことを目指しています。
なお、TGS2023における出展内容はまだ発表されていませんが、公表され次第、本サイトにて紹介する予定です。
セイビ堂
セイビ堂は、もともとはデジタルサイネージやLED看板を手掛ける企業ですが、昨年からeスポーツ事業もスタート。自社製品も活用したeスポーツイベントの開催や機材の提供、大会開催プラットフォーム「SOL-TOKYO」の運営などを行っています。
TGS2023では、その「SOL-TOKYO」やゲーミングデバイスのECサイトを紹介するとのことです。異業種からのeスポーツビジネス参入という視点で、ヒントが得られるかもしれません。
イベント
一般公開日である9月23日・24日には、幕張メッセ・イベントホールで開催される「TGS2023 Main Stage」の一環として、eスポーツチームCrazy Raccoonによるイベント「CRカップ（Crazy Raccoon Cup）」が開催されます。TGS2023では、競技タイトルに「ストリートファイター6」が採用されたことが発表されました。
CRカップは人気ストリーマーを中心に、時にはプロ選手も交えて競われる、日本最大級のコミュニティ大会。オフライン開催となる今回も、大いに盛り上がることが予想されます。日本のeスポーツ／ストリーマーシーンの盛り上がりを感じたい方は、ぜひ観覧してみてください。なお、観覧には別途チケットの購入が必要となっています。
ビジネス／一般参加チケット
TGS2023のビジネスデイに入場するための事前登録受付期間は、2023年9月12日 23:59まで（「ビジネスデイ事前登録券」を持っている場合は2023年9月20日 23:59まで）となっています。また、ビジネスセミナー「TGSフォーラム」は、事前申し込みの上で聴講が可能ですが、席に余裕がある場合は当日の参加も可能です。
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