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エレクトロニック・アーツは、全従業員の約5%を削減する方針であると発表し、「スター・ウォーズ」の新作アクションFPSの開発を中止することを明らかにしました。
全従業員の約5%を削減し「スター・ウォーズ」FPSも開発中止―変化していくゲーム業界で会社運営を合理化
同社のCEOであるAndrew Wilson氏は公式サイトにて、 変化していくゲーム業界の中で成果に結びつかないと思われるライセンスIPの開発から撤退するという旨を述べています。リソースを集中させ、会社運営の合理化を進めるために全従業員の約5%(約670人)を来四半期の初めまでに解雇する運びとなった模様です。
また、同社の社長であるLaura Miele氏は、Respawn Entertainmentが開発していた「スター・ウォーズ」の新作アクションFPSの開発を中止することを発表しています。同作は2022年に発表されたRespawn主導の「スター・ウォーズ」ゲーム3タイトルの1つであり、ゲームディレクターPeter Hirschmann氏が手掛ける予定でした。今後は既存のタイトルのサポートを行いつつ、Respawnブランドをベースにした新しいプロジェクトに力を注ぐ方針であるとのように述べています。
「バトルフィールド」シリーズのストーリーキャンペーンを担当していたRidgeline Gamesを閉鎖することも明らかにしています。同スタジオを率いていたMarcus Lehto氏は退職したことを昨日にX(旧Twitter)で報告しており、キャンペーンについてはCriterion Gamesが引き継いで担当するとのことです。