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韓国のゲームスタジオSHIFT UPが2023年の決算を発表し、営業利益が前年比で500%以上増加するという大幅な成長を遂げていることが分かりました。
SHIFT UPといえばこれまでに『デスティニーチャイルド』『勝利の女神:NIKKE』などを手掛け、2024月4月29日には新作『Stellar Blade』の発売を控えています。
決算発表によると、同社の2023年の営業収入は1,686億ウォン(約1億2,500万ドル)で、前年比155%増を達成。営業利益では1,110億ウォン(8,240万ドル)で前年比509%増という大きな躍進を遂げています。純利益も、2022年は71億ウォン(530万ドル)の純損失があったのに対し、1,066億ウォン(7,900万ドル)の利益を出しています。
売り上げの大半は、テンセントゲームズのグローバルパブリッシングブランドLevel Infiniteがパブリッシングしている『勝利の女神:NIKKE』のロイヤリティによるものと考えられています。
SHIFT UPは2024年3月5日に韓国証券取引所へ上場を申請し、韓国のアナリストたちから評価額は3兆ウォン(23億ドル)に達すると予測されていました。そこに、評価を上げる好材料がまたひとつ加わったといえそうです。