現地時間5月2日から5月5日までロサンゼルスで開催されていた「Apex Legends Global Series: 2024 Series Year 4 Split 1 Playoffs」は、4日に渡る激闘の末に韓国人選手たちで構成された日本のREJECT WINNITYが優勝しました。
これまでの大会では、北米を拠点とするDarkZeroとTSMが優勝トロフィーを北アメリカに留め続けてきましたが、REJECT WINNITYが見事に不動の座を崩しました。
今大会中、筆者は会場に詰めかけた観客やVIP席の関係者、他メディアの記者たちに「どのチームを応援していますか」と聞いてまわっていましたが、多くの方に共通していたのは「NAを砕く新星」を期待していたこと。その夢を、REJECT WINNITYが叶えました。
Game*Sparkは、優勝の興奮が冷めやらぬREJECT WINNITYのObly選手、SangJoon選手、KaronPe選手にショートインタビューを行い、初めて優勝した気持ちを伺いました。
ーー 優勝おめでとうございます。 優勝した気分はいかがですか？
Oblyこのチームで優勝できて本当に嬉しいです。初めてAPACにトロフィーを持ち帰えれることは誇りです。
ーー 会場ではたくさんのREJECTコールが響いていましたが、皆さんにも聞こえましたか？
Obly実はブースの中にいるとあまり会場の音が聞き取れず、ヘッドセットをして集中もしているので応援してもらえることは分かっていても、あまり聞こえませんでした。けれども、応援していただけたことはとても感謝しています。それに、遥々日本から応援に来てくださった方々もいてすごく励みになりました。 本当にありがとうございます。
ーー REJECTの連携は素晴らしいと思いますが、今回の試合では力を発揮できましたか？ チーム内での決まりごとだったり、普段のトレーニングから何か意識していることはあるのでしょうか。
Obly嬉しいお言葉ですが、私達の中では今回の大会では練習ほどうまくいかなかったと感じています（笑） 。実際、連携がうまくいけば勝てたという場面を何度も落としました。 けれども、そういうことがあっても「自分たちなら大丈夫、次はもっとうまくやれる」と信じて練習を重ねています。その積み重ねが連携を磨き上げていくのだと思います。
ーー マッチ5でマッチポイントに達したあとに、最後の最後でDisguisedに破れました。そのときに皆さんはすぐに拳を合わせていましたが、次のマッチまでにどのようなことを話し合っていたのですか？
Oblyあの場面はとても惜しかったのですが、マッチ5での私達の目標はマッチポイントの50点を確保することでした。 ゴールは達成できていたので気落ちせずにお互いを励まし、次のマッチに向けて気持ちを切り替えていました。
ーー MVPに選ばれて、どのような気持ちですか？
SangJoon今はまだ試合が終わったばかりで実感がありません（笑）。 選ばれたことはとても嬉しいです。
ーー 最後に、日本と韓国のファンに向けてメッセージをお願いします。
KaronPe多くの方々がNAのチーム以外が勝つシーンを観たがっていたと思います。私がその希望を実現する一員になれて光栄です。これもファンの皆さんのおかげです。ありがとうございます。
SangJoon日本と韓国、そして世界中のファンの方々の応援がなければ優勝できませんでした。 ありがとうございます。次の大会もこの勢いのまま戦えるようにがんばります。
Oblyまずは日本のファンの方々へ。私の日本語が未熟なのにもかかわらず、応援してくださってありがとうございます。とても素晴らしいファンの方々に支えてもらえて嬉しいです。そして韓国のファンの方々へ。『Apex Legends』プレイヤー人口が他国と比べて少ないのに、それでも私達を応援してくれることは勇気づけられます。 ありがとうございます。
