『BLACK STELLA PTOLOMEA』リリースも赤字止まらず、サイバーステップの次の一手は【ゲーム企業の決算を読む】 | GameBusiness.jp

『BLACK STELLA PTOLOMEA』リリースも赤字止まらず、サイバーステップの次の一手は【ゲーム企業の決算を読む】

2024年5月期は14億5,800万円の純損失を計上。4期連続で2桁億円規模の赤字を出しました。減収スピードも速く、3期連続で2桁減が続いています。

企業動向 業績
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オンラインクレーンゲーム『トレバ』を運営するサイバーステップが経営危機に瀕しています。

2024年5月期(2023年6月1日~2024年5月31日)は14億5,800万円の純損失を計上。4期連続で2桁億円規模の赤字を出しました。減収スピードも速く、3期連続で2桁減が続いています。

2023年4月にPC版の『テラビット』をリリース。その後、iOS/AndroidやPlayStation、Nintendo Switchなどへのマルチプラットフォーム展開を行いました。2024年4月には『BLACK STELLA PTOLOMEA(ブラックステラ トロメア)』の配信を再開しています。しかし、売上が上向く様子はありません。

第三者割当増資や新株予約権の発行、子会社のIPOなどの綱渡りの資金調達を続けています。

鬼門となった『BLACK STELLA』シリーズ

2023年5月期は5割近い減収したものの、この時点では新規タイトルに欠けていたため、2024年5月期は増収の足掛かりとなる材料はありました。しかし、2024年5月期の売上高は、前期比26.4%減の29億8,600万円と、更に3割近い減収での着地となったのです。


《不破聡》

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