高性能スマートフォン向けによく使用されているSoC(System on a Chip)である「Qualcomm Snapdragon 8」ですが、その次期バージョンとなる「Qualcomm Snapdragon 8 Gen4」には自社開発の「Oryon CPU」が搭載され、それを用いたAI主導のフレーム生成テクノロジーも使用されると海外メディアGameAppsが報じています。
NVIDIAのDLSSと同等のAIフレーム生成技術を搭載か
AIによるフレーム生成・補完テクノロジーとしては既にNVIDIAがDLSSテクノロジーとして実用化しており、PCの一部GPUで使用できます。これはあらかじめAIでディープラーニングしたデータを用いて解像度・フレームレートを向上させるという技術です。
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海外メディアGameAppsでは「Qualcomm Snapdragon 8 Gen4」の「Oryon CPU」にも同等のAIフレーム生成技術を採用しており、『原神』が1080p・120fpsで実行できると報じています。もはやモバイルデバイスでさえ、強力なGPUを積んだゲーミングPCに対抗できる時代が来ようとしているのかもしれません。
「Qualcomm Snapdragon 8 Gen4」は、2024年10月に発売予定です。