米国の調査会社NPDグループは2010年11月の米国市場の売上を発表しています。総売上は29億9000万ドル(約2509億円)で、前年比+8%、ハードウェア売上は10億8000万ドル(約906億円)で前年比+2%、ソフトウェア売上は15億ドル(約1259億円)で前年比+3%、いずれもプラス成長となっており、NPDによれば11月の売上としては過去最高とのことです。■ハードウェア売上(NPDグループ調べ、Bloombergまとめ)ニンテンドーDS:150万台Xbox360:137万台Wii:127万台プレイステーション3:53万台NPDは先月よりハードウェアの販売数を公開していません。数値は任天堂及びBloomberg調べによるものです。いずれの機種もブラックフライデー効果で非常に高い数値。トップを取ったのはニンテンドーDSで、携帯ゲーム機がトップになる辺りが時代を象徴しています。■ソフトウェア売上(NPDグループ調べ、Gamasutraまとめ)1. Call of Duty: Black Ops (Activision Blizzard) - Xbox 360, PS3, Wii, PC, DS; 840万本2. Assassin's Creed: Brotherhood (Ubisoft) - Xbox 360, PS33. Just Dance 2 (Ubisoft) - Wii4. Madden NFL 11 (Electronic Arts) - Xbox 360, PS3, Wii, PS2, PSP5. Fable III (Microsoft) -Xbox 3606. Donkey Kong Country Returns (Nintendo) -Wii7. Need for Speed: Hot Pursuit (Electronic Arts) -PS3, 360, Wii, PC8. Gran Turismo 5 (Sony) - PS39. NBA 2K11 (Take-Two Interactive) - Xbox 360, PS3, Wii, PS2, PSP,PC10. Wii Fit Plus (Nintendo) - WiiNPDはソフトウェアの売上本数も公開していません。マルチプラットフォームタイトルは全ての売上を合計したものとなっています。トップは『Call of Duty: Black Ops(コール オブ デューティ ブラックオプス)』、売上がメーカーから公表されており840万本であることが判明しています。年末向けビッグタイトルの5機種合計の数値といっても凄まじいものがあります。2位も初登場『アサシン クリード ブラザーフッド』。3位は先月7位からジャンプアップした『Just Dance 2』。Wii用ゲームはツボさえ押さえればかなりの爆発力となるようです。4位は『Madden NFL 11』で、1位→2位→9位→4位と底力を見せた形。5位の『Fable III』は4位からの1ランクダウンです。6位は初登場の『ドンキーコング リターンズ』。今後の伸びが注目されます。7位も初登場となる『Need for Speed: Hot Pursuit(ニード・フォー・スピード ホット・パースート)』、一ヶ月遅れとなる日本ではどういった売れ行きを示すのでしょうか。8位も初登場『Gran Turismo 5(グランツーリスモ5)』。名門レースゲームがさすがのランクイン。マルチプラットフォームタイトルが多い中、プレイステーション3独占ゲームであることがブランド力を示しています。9位の『NBA 2K11』は先月1位を取ったタイトル。年末戦線にどこまで食い込めるでしょうか。10位の『Wii Fit Plus』はトップ10圏外からの浮上。ファミリー向けということで、クリスマスに更なる伸びが期待できそうです。なお、周辺機器は4億1330万ドル(約346億円)で、同社のアナリストAnita Frazier氏によれば、「主にKinectで売上がアップしており、発売一ヶ月未満(北米での発売日は11月4日)で既に本年のベストセラー周辺機器になっている」とのことです。
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