日本マイクロソフトはBitSummit MMXIのブースにて、「ID@Xbox」プログラムをアピールしました。「ID@Xbox」はマイクロソフトの小規模デベロッパーの支援プログラムで、提供形態がデジタル配信のみに限定されますが、ゲーム開発会社であれば規模の大小を問わず、Xbox Oneの開発機材が無償で提供され、Xbox Live、Kinect、SmartGlassなどを含むXbox Oneの全ての機能を利用することができます。時期は未定ながら「Unity Pro for Xbox One」も無償で提供される予定。規模は問わないものの、現時点では参加対象は法人格を持つ企業のみとなっています。この点についてブースで尋ねたところ、「個人の方にも対象を広げることを検討している」とのことでした。BitSummitの会場でも多数の開発者から要望を伝えられた、ということですので、期待したいところです。開発機材の入手から配信まで無償で行える(ただしCEROの審査料などは別途必要と見られる)「ID@Xbox」ですが、魅力的なポイントとしてはこのプログラムで配信されたゲームと、他のゲームが区別なくストアで配信されるようになることです。「インディーズゲーム」といった括りではなく、大手パブリッシャーの大作タイトルと並んで自社のゲームが紹介されることになるわけです。特に販売支援策などは現状ないようですが、これは十分なメリットになりそうです。機能制限なく、展開地域の制限もなく、デベロッパーサポートも受けられるという非常に魅力的なプログラムということもあって、通常のデベロッパー契約を行えるような規模のスタジオでも利用があるとのこと。在庫を持たずデジタル配信だけで勝負しようという企業も増えていますので、ニーズは高そうです。お問い合わせはidxpsj@microsoft.comまで。
マイクロソフトがインディーゲーム配信プログラム「ID@Xbox」の強みを解説【IDC2023】 2023.12.20 Wed インディーゲーム開発者向けカンファレンス「Indie Developers …
「Game Pass Ultimate」向けのクラウドストリーミング機能がXboxに正式実装!スマホアプリでのゲーム購入機能も近日中に配信 2025.4.18 Fri Xboxでストレージの空き容量を確保するための強調表示機能やゲ…