
アカツキは4月20日、「DIインドデジタル投資組合」に5億円を出資し、契約締結したことを発表しました。同ファンドは2015年よりインドにおいて、スタートアップ期にあるテクノロジーベンチャー企業を中心に投資しており、東京に本社を置くドリームインキュベータにより運営されています。出資比率はドリームインキュベータが66.7%、アカツキが33.3%となっており、日本法人はドリームインキュベータの子会社となります。
アカツキは、ここ数年のインドの実質GDP成長率が平均7%あることや、人口が13億人を突破し経済が成長し続けていることに着目。スタートアップ市場においてハイリターンが期待できるとしています。またインド国内では手頃な金額のスマートフォンや、低価格料金プランが広まり急速にモバイル市場が拡大。アカツキは今回の提携を機に、インド市場やサービスへの理解を深め、起業家・投資家とのコネクションを築いて、インド市場に進出していくとしています。
◆ファンド概要
名称
DIインドデジタル投資組合(通称DIインドデジタルファンド)組成日
2018年4月20日ファンド規模
一次募集完了時15億円 その後1年間の二次募集期間を設け調達継続(最大50億円まで)運用期間
10年間投資対象
インドのテクノロジー領域のスタートアップ
(モバイルエンターテインメント、フィンテック、ヘルステック、シェア経済、デジタルメディア等)シードからシリーズBが主たる対象