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Crystal Dynamicsは、『トゥームレイダー』や『Legacy of Kain』を含むフランチャイズの権利を、以前の権利者であったスクウェア・エニックスより譲渡されたことを発表しました。
『トゥームレイダー』は当初イギリスのEidosが発売、Core Designが開発。『トゥームレイダー: レジェンド』からCrystal Dynamicsが開発を担当するようになり、2009年にはスクウェア・エニックスがEidosを買収し、2013年にリブートシリーズ1作目『トゥームレイダー』が、2018年にはリブートシリーズ完結編となる『シャドウ オブ ザ トゥームレイダー』が同社より発売されています。
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時は経ち2022年5月、スクウェア・エニックスはCrystal Dynamics含むスタジオと50タイトル以上のIPを、スウェーデンのEmbracer Groupへ売却することを発表。8月には完了が報告された本取引ですが、同年9月5日、Crystal Dynamicsが『トゥームレイダー』を含むフランチャイズの権利者になったことを告知しました。
なお、同じくEmbracer Groupに売却されたスタジオEidos Montréalも、『デウスエクス』などのタイトルIPを所有することになった旨をアナウンスしています。
※UPDATE(2022/9/9 20:49):スタジオ買収完了時期について、8月とすべきところを5月となっていたため修正しました。