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任天堂は、「2024年3月期 第2四半期決算説明会/ 経営方針説明会」のプレゼンテーション資料を公開。その中でシリーズ最新作『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』の全世界累計販売本数を明かしています。
◆『スーパーマリオ』関連タイトルとして過去最高の販売ペース
10月20日に発売されたニンテンドースイッチ向け新作『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』は、発売後2週間の全世界累計販売本数が430万本を記録。『スーパーマリオ』関連タイトルとして過去最高の販売ペースだといいます(※集計を開始したWii、ニンテンドーDS以降のタイトルが対象)。
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『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』は、横スクロールの『スーパーマリオ』シリーズとして約11年ぶりの完全新作タイトル。同シリーズは発売直後だけでなく、長期間売れ続ける傾向があるため、年末商戦や来年以降もさらに販売を伸ばすロングセラータイトルになることを期待しているといいます。
◆映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』も人気を後押し
また、資料内では『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』がもたらした、『スーパーマリオ』関連タイトルへの影響も紹介。
ニンテンドースイッチ向け関連5タイトルの4月~9月の全世界セルスルーは前年比1.3倍、モバイル向け関連アプリの4月~9月の新規ユニークユーザー数は前年比1.4倍を記録しており、シリーズの人気を後押しした形となります。
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『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』の販売本数についても、映画による世界的な盛り上がりもあって、大きな販売に結びつけることができたのではないかと考えているとのことです。
◆『スーパーマリオ』関連タイトルは今後も続々と登場
今後もニンテンドースイッチ向け『スーパーマリオ』関連タイトルとして、『スーパーマリオRPG』や『プリンセスピーチ Showtime!』『ルイージマンション2 HD』『マリオvs.ドンキーコング』『ペーパーマリオRPG』をラインナップ。
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これらのタイトルでも、映画をきっかけとした広くポジティブな影響を享受できるのではないかと期待しているといいます。