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2024年2月13日にユービーアイソフトから『スカル アンド ボーンズ』がリリースされたことに合わせ、同社の2013年タイトル『アサシン クリード4 ブラック フラッグ』のSteamにおけるプレイヤー数が増えています。どちらも海賊をモチーフとした作品です。
こうした傾向は他社のタイトルでも見られ、本年2月2日にWarner Bros. Gamesから『スーサイド・スクワッド キル・ザ・ジャスティス・リーグ』がリリースされた際も、同社による2015年のタイトル『バットマン:アーカム・ナイト』のユーザーが増加しました。
どちらの現象にも「同じゲームスタジオの作品である」、「新たにライブサービス型ゲームをリリースしたところ、そのスタジオが過去にリリースしたシングルプレイヤー向けゲームのユーザーが増加した」という共通点があります。
ゲームに特化した世界最大級のベンチャーファンドであるGriffin Gaming Partners(グリフィン・ゲーミング・パートナーズ)は、全世界537のゲームスタジオを対象に行った調査で95%のスタジオがライブサービスゲームに関心を持っていると発表しましたが、ゲームユーザーの中には「ライブサービスゲームに飽き始めている」層が一定数いる、という見方もできそうです。