
メタバース関連事業を展開するMeta Osakaは、サワケンとアクティオを引受先とした第三者割当増資を実施し、約1.8億円の資金調達を完了したと発表しました。
調達した資金は、事業拡大および人財採用に充当されます。Meta Osakaは今後、全国の自治体との連携を強化し、教育や防災、地域コミュニケーションなど、多くの自治体が抱える地域課題の解決に取り組んでいく方針です。
Meta Osaka代表取締役の毛利英昭氏は、「メタバースのプラットフォームは無数にあり、今、ユーザー数世界最多5億人のフォートナイトをはじめ、ロブロックス、マインクラフト、ゼペットなどが代表的で、その他星の数ほどある中で、どのプラットフォームが最適か判断に迷うことが多いはずです。私たちMeta Osakaは、メタバース界の案内人もしくは総合商社のような立場で、メタバース導入時にクライアントのニーズに応じたソリューションを安全確実に提案することができます」とコメントしています。
今後、Meta Osakaは、オンラインゲームプラットフォーム「Roblox(ロブロックス)」内でのオリジナルマップ開発および受託業務を強化していく予定です。Robloxは、ユーザーが自由に仮想空間を作成・共有できるプラットフォームで、近年はNikeやGucciなど世界的なブランドがブランディングや商品PRの場として活用する事例が増えています。
また、地域課題の解決に向けて、自治体との包括連携協定を進め、デジタルとリアルを融合した新しい体験を提供していく方針です。既に大阪府柏原市とメタバースとeスポーツを活用した包括的連携に関する協定を締結しており、食育イベントなどを実施しています。
さらに、子どもたちの自己肯定感を育む「こども万博」の開催にも取り組んでおり、2024年は7都市での開催を予定しています。