市場調査会社のシード・プランニングは、12月21日、2010年のソーシャルゲームの市場規模は、前年比305%増の1219億円規模に成長する見通しと発表した。これは、シード・プランニングが行ったソーシャルゲーム市場の動向調査をまとめたもの。シード・プランニングによれば、「mixi」や「モバゲータウン」、「GREE」といった主要SNSのオープン化に伴い、ゲーム開発会社などのゲームコンテンツが多数提供されるようになり、ソーシャルゲームで遊ぶユーザー数が急増、ゲーム内アイテムの販売収入とともに、広告収入が大きく伸びたため、としている。カテゴリー別の内訳は、2010年のアイテム販売収入は、対前年比347.6%増、広告収入は同164.3%増になると予想している。 2011年以降については、PC向けのソーシャルゲームや、急速な普及が進むスマートフォン端末向けサービスの対応が本格化し、2011年も前年比49.3%増と引き続き高い成長が続くと予想されるという。ただ、翌年以降は、ソーシャルゲームの普及の一巡と電子書籍コンテンツなどとの競合により、成長率は緩やかになるとのこと。2014年以降の市場規模は、2500億円規模になる見通しとしている。 なお、包括的な市場調査については、調査研究レポート「ソーシャルゲームの世界市場動向とビジネスモデル分析調査」として販売されている。価格は99,750円(税込み)。
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