オンラインゲームやアニメソングの企画制作を行うマーベラスが、2022年10月31日に上期の決算を発表しました。2023年3月期第2四半期の売上高は前期比10.1%減の115億4,600万円、営業利益は同38.8%減の17億7,400万円となり、減収減益での上期通過となりました。
マーベラスは通期の売上高を250億円(前期比2.8%減)~288億円(同11.9%増)、営業利益を40億円(同13.1%減)~46億円(前期と同じ)と、幅を持たせて予想しています。通期も減収減益での着地が視野に入りました。
ポケモンのアミューズメントマシンで業績を堅持
マーベラスは3期連続で売上高はほぼ横這いで推移。しかし、営業利益率は2020年3月期の9.7%から2022年3月期は17.9%へと8.2ポイント上昇しました。
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※決算短信より
マーベラスの事業は大きく3つに分かれています。オンラインゲームの開発を行うオンライン事業、ゲームソフトやアーケードゲームを開発するコンシューマ事業、テレビアニメや音楽の音楽映像事業です。なお、2023年3月期からはオンラインゲームとコンシューマゲームがデジタルコンテンツ事業に統合されます。
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※決算説明資料より
この記事では、組織改編を行う前のオンライン事業、コンシューマ事業、音楽映像事業の3つを軸に説明します。