フリーゲームサイト「OMEGA」のOMEGA氏は、テストプレイの重要さについて講演。OMEGA氏の作り方では、コンセプトとインターフェイスを決めて、まず最小限遊べるものを制作、テストプレイヤーに目の前でテストしてもらい、コンセプトが伝わっているかどうかを確かめながら修正を繰り返します。このテストと修正のところで半分ぐらいの工数がかかっているそうです。昨年東京ゲームショウでおこなわれたインディーズゲームイベント「SENSE OF WONDER NIGHT」に出品した『おまえらバランスとってふたご塔を作るゲーム』(通称ふたご塔)では、テストで片方の塔にだけ王冠を乗せるプレイを見て驚いたものの、コンセプトに合っている遊び方だということでルールに取り込んだとのこと。ただ、学生時代は部室にいる人をつかまえてテストプレイしてもらうことができたものの、就職してからはテストプレイヤーの確保に苦労しているそうです。