消費者の9割「画像が本物であることが重要」―米ゲッティの無料レポート「AI時代の信頼構築」公開 | GameBusiness.jp

消費者の9割「画像が本物であることが重要」―米ゲッティの無料レポート「AI時代の信頼構築」公開

消費者の大多数が、コンテンツが生成AIによるものかどうかを厳しく評価していることがわかります。

ゲーム開発 人工知能(AI)
消費者の9割「画像が本物であることが重要」―米ゲッティの無料レポート「AI時代の信頼構築」公開
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デジタル画像・映像素材の販売を行う米Getty Images(ゲッティイメージズ)は、レポート「AI時代の信頼構築」(Building Trust in the Age of AI)を発表しました。この調査では、マーケティングおよびコミュニケーション戦略におけるAI生成コンテンツの統合について、データに基づいたインサイトを提供することを目的としています。

レポートは、世界25カ国、成人7,500人以上を対象とした調査をもとに作成され、広告におけるAI生成コンテンツに対する消費者の態度やブランドの信頼感への影響について詳述しています。

レポートでは、以下のような調査結果が示されています。

  • 消費者の98%が、「『本物』の画像や映像が信頼を確立する上で極めて重要である」と考えている

  • 消費者の76%が、「画像が本物かどうか見分けがつかなくなってきた」と感じている

  • 消費者の87%が、「画像が本物であること」を重要視している

ゲッティイメージズ クリエイティブコンテンツ部シニアバイスプレジデント レベッカ・スウィフト博士 コメント

あらゆる業界の企業が、『生成AIコンテンツを活用すべきか、そうであればどのように関わるべきか』を模索しています。成功する広告は常に、非常にクリエイティブで本物のビジュアルストーリーテリングに根ざしています。そしてこのことは、ブランドが人間の撮影したコンテンツとAIが生成したコンテンツのどちらを選ぶかにかかわらず、常に真実です。私たちのレポートは、誇大広告を越えて、見る人の期待を深く理解し、適切なチャネルで適切なコンテンツで語りかけ、消費者の信頼を築き、意味のある行動を促すことを望むブランドにとって、羅針盤の役割を果たします

本レポートは、マーケティングや広告、ブランディングなどに主眼を置いて作成されたものとみられますが、消費者が生成AIコンテンツに対してどのように捉えているかを示しており、ゲーム開発者にとっても注目すべき内容といえます。

調査概要

ゲッティイメージズのVisualGPSレポートは、60人以上のビジュアルコンテンツと広告の専門家による分析、文化的なインサイト、ゲッティイメージズとiStockが独自に開発した検索とダウンロードトレンド(毎年28億回以上の検索)、調査会社MarketCastに委託した250以上のトピックを網羅する複数の消費者調査を過去5年間一貫して組み合わせた厳格な手法に裏打ちされた、比類のないビジュアルとクリエイティブのインテリジェンスを提供します。

調査期間:2023年4月3日~5月2日および8月19日~9月28日
調査対象:オーストラリア、ブラジル、フランス、ドイツ、イタリア、日本、スペイン、シンガポール、英国、米国など25カ国の18歳以上7500名

レポート全文は公式ウェブサイトにて無料で閲覧できます。

《GameBusiness.jp》

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