【決算】KADOKAWAのゲーム事業、『ELDEN RING』のDLC販売好調で80.2%増収 | GameBusiness.jp

【決算】KADOKAWAのゲーム事業、『ELDEN RING』のDLC販売好調で80.2%増収

サイバー攻撃の影響で、通期の業績予想は一部下方修正しています。

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【決算】KADOKAWAのゲーム事業、『ELDEN RING』のDLC販売好調で80.2%増収
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KADOKAWAは2024年8月14日、2025年3月期第1四半期(2024年4月1日~6月30日)の連結決算を発表しました。売上高は658億6000万円(前年同期比11.9%増)、営業利益は60億2900万円(同84.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は34億5400万円(同10.1%減)となりました。

ゲーム事業の売上高は77億6400万円(前年同期比80.2%増)、セグメント利益(営業利益)は24億600万円(同108.1%増)と大幅な増収増益となりました。この好調な業績の要因となったのは、フロム・ソフトウェアが開発したけアクションRPG『ELDEN RING』のダウンロードコンテンツ「ELDEN RING SHADOW OF THE ERDTREE」の国内販売です。

KADOKAWAによると、「ELDEN RING SHADOW OF THE ERDTREE」の国内販売が好調に推移したことに加え、『ELDEN RING』本編のリピート販売も増加に転じたとのこと。これらの要因がゲーム事業セグメント全体の業績を力強くけん引する結果となりました。

なお、KADOKAWAグループ全体では、出版・IP創出事業やアニメ・実写映像事業も好調でした。一方で、2024年6月に発生したサイバー攻撃の影響により、Webサービス事業では減収減益に。また、このサイバー攻撃に関連して、ニコニコサービスのクリエイター補償や調査・復旧作業等の費用約20億円を特別損失として計上しています。

通期の業績については、売上高は期初の予想から変わらず2713億円(前期比5.1%増)、営業利益は9億円の下方修正となる146億円(前期比15.5%減)、純利益は37億円の下方修正となる97億円(前期比14.8%減)としています。

《GameBusiness.jp》

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