
2024年8月21日から23日にかけて、パシフィコ横浜ノースで日本最大級のゲーム開発者向け技術カンファレンス「CEDEC2024」が開催されました。本稿では、セガの李惠媛氏とアプリボットの梶井将氏によるセッション「自分達のプロダクトを自分達でユーザーに届ける。メリットしかなかったマーケティングのインハウス化」のハイライトをお届けします。
インハウス化の背景―コストを抑制しつつ、柔軟に対応できる体制を整えたい
本セッションは、セガのデジタルマーケティングチームとアプリボットが協力して取り組んでいる、スマホゲームマーケティングのインハウス化の課題やメリットが紹介されました。
李氏はインハウス化を目指した背景について「コストを抑制し、かつ安定的に配信できること」、「時期や規模に自由度をもたせた配信体制を整えること」、「将来グローバル展開する際に備え、知見を深めておきたいこと」があるとしました。

また、実際にインハウス化を達成してのメリットは、以下の4点が挙げられました。