
KRAFTONは、2024年第3四半期の業績を発表しました。同年第3四半期までの累計売上高は2兆922億ウォン(およそ2299億円)で、2兆ウォンを超えるのは創業以来初とのこと。営業利益は9,670億ウォンで、2023年を通しての年間売上高、営業利益をすでに上回る結果となりました。
2024年第3四半期は『PUBG』が絶好調
第3四半期のみを見ると売上高は7,193億ウォンとなっており、四半期ごとの売上高として過去最高を記録しました。『PUBG: BATTLEGROUNDS』をベースとしたさまざまなサービスの売上やトラフィックが成長を続けており、7月にPC/コンソール版で実施されたランボルギーニとのコラボは、単一商品としての売上最高額となりました。
投資して優良新IPを発掘し、グローバルに投資
同社は、グローバル市場への展開を目的とした「Scale-up the Creative」戦略に基づく新作として『inZOI』、『ダークアンドダーカーモバイル』、『SUBNAUTICA 2』、『Project ARC』、『Dinkum Together』を準備中。PUBG STUDIOSでは、世界的なメガヒットを記録した『パルワールド』のモバイル版となる『Palworld Mobile』を開発中です。
インド事業も好調に展開
『BATTLEGROUNDS MOBILE INDIA』のヒンディー語対応、大規模絵スポーツ大会などを経て現地のトラフィックが継続的に増加。現地パブリッシングも強化しており、年内にはDevSisters社との協業による『Cookie Run』ローカライズ版の配信が始まる見込みです。
AIを活用した「CPC」の研究を継続中
『inZOI』でゲーム業界初の3Dプリンター機能を導入するなど、2024年は積み重ねてきたAI技術をゲームに組み込むことに注力。また、長期的にはユーザーと対話や協力をしながら共にゲームを楽しめるAIキャラクター・CPC(Co-Playable Character)を開発し、その技術を『PUBG』や『inZOI』などに適用していく予定であるとしました。