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プレイブレーンは、自社が運営するeスポーツ配信データ分析サービス「PLAYDATA」にて計測したデータを基に、「2023年7月~9月」期間における国内eスポーツ大会配信の視聴トレンドを公開しました。
2023年7月~9月の期間は、RTA(Real Time Attack)と『ストリートファイター6』が視聴を牽引。特に『ストリートファイター6』関連の累計視聴時間は2億分を超える(前四半期比較22%増)など、対戦格闘ゲームの累計視聴時間のシェア率が13%まで増加する結果になったとのことです。
2023年7月~9月期間の国内eスポーツ大会累計視聴時間は19.6億分―プレイブレーン「PLAYDATA」調べ
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累計視聴時間数の統計。VALORANT人気は健在。RTAが2位にランクイン
「VALORANT Champions Tour 2023 Champions」と「VCT LAST CHANCE QUALIFIER PACIFIC」の影響で、国内の累計視聴時間19.6億分中、約6億分がVALORANTのイベントによるものとなりました。これは全体のおよそ3割を占めています。2022年同時期の7億分と比較すると減少(17%減)が見られますが、『VALORANT』の人気は依然として高いことが示されています。
「VCT LAST CHANCE QUALIFIER PACIFIC」のGrand Finals(7月23日)の「ZETA DIVISION vs. Team Secret」の試合は、Twitchでの最大同時視聴者数が90,000人を超え、Twitchのゲームカテゴリー全体のライブ配信ランキングで上位6位にランクインし、多くの注目を浴びました。
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また、RTA(Real Time Attack)が2位にランクインしました。2023年8月10日(木)から15日(火)にかけて「RTA in Japan Summer 2023」が開催され、その累計視聴時間は4億分を突破。特に注目されたのは『スーパーマリオ64』のタイムアタックで、記録保持者4名が並走しつつ競い合ったこの配信は、最大同時視聴者数が100,000人を超え、大きな盛り上がりを示しました。
eスポーツにおける『ストリートファイター6』の人気が確立
2023年6月2日に発売された『ストリートファイター6』のeスポーツ関連イベントは増加しており、累計視聴時間ランキングのトップ20に『ストリートファイター6』のイベントが6つランクインしました。
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この結果を牽引したイベントに着目します。
■ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2023
(2023年7月7日~11月28日)2023年に『ストリートファイター6』で開催されたこの大会は、昨年同時期に『ストリートファイター5』で行われた同大会と比較して、公式チャンネル「Capcom Fighters JP」において、最大同時視聴者数が2倍以上に増加しました。
「ストリートファイターリーグ Pro-JP」の最大同時視聴者数の推移(複数の配信チャンネルの合算値)
■TGS2023×CR CUP ストリートファイター6
(2023年9月23日~9月24日)「東京ゲームショウ2023」では、数年ぶりの全館開催となり、大きな話題を呼びました。メインステージでは、プロゲーミングチーム「Crazy Raccoon」主催のオフライン大会が行われました。この大会は累計視聴時間ランキングで12位となり、3000万分超えの視聴時間と最大同時視聴者数80,000人超えを記録しました。前四半期に続き、「Crazy Raccoon」主催のストリーマーイベントの人気が継続していることが確認できます。
■CAPCOM Pro Tour 2023 ワールドウォリアー 日本大会
(2023年8月19日~11月18日)「CAPCOM CUP X」への出場権を争う『ストリートファイター6』のeスポーツイベントが、日本単独地域で開催されました。このイベントは累計視聴時間ランキングで18位にランクインし、1400万分超えの視聴時間と最大同時視聴者数30,000人超えを記録しました。
そのほか「STREET FIGHTER 6 バトルハブパーティー!」「Red Bull Kumite 2023」「REJECT FIGHT NIGHT Round2」など合計6つのイベントが、累計視聴時間ランキングでトップ20内にランクインしました。
「LJL」4年振りのオフライン大会で視聴者数を大きく伸ばす
2023年8月20日(日)『リーグ・オブ・レジェンド』の国内大会「LJL 2023 Summer Split Finals」が幕張メッセイベントホールでオフライン開催されました。これは、昨年同時期にオンラインで開催された「LJL 2022 Summer Split Finals」と比較して最大同時視聴者数が70%増の88,000人超えという数字を記録しました。この増加の要因の一つとして、人気ストリーマーによるウォッチパーティーが開催され、本配信と合わせて多くのファンが参加して楽しんだことが挙げられます。
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「PLAYDATA(プレイデータ)」について
「PLAYDATA」は、国内60,000以上のゲーム関連配信チャンネルから視聴データを独自の手法で取得・保持し、その豊富なデータベースを活用しています。「PLAYDATA」が提供するサービスでは、指定したeスポーツ大会の詳細分析がPDFレポートとして生成可能です。大会期間中の同時視聴者数の動向や、同時間帯に配信された他のゲームのeスポーツ大会の視聴データ比較分析など、深い洞察を可能にします。
公式サイト:https://www.playdata.gg/
プレイブレーンについて
プレイブレーンはeスポーツの企画、ブランディング、クリエイティブ、制作プロダクション、イベント運営、プロダクト開発とマーケティングに特化した会社です。2016年の設立から今に至るまで、ゲーム業界、クリエイティブ業界、マーケティング業界など多岐のフィールドに渡ったバックグラウンドを持つメンバーから構成され、日本が世界のeスポーツシーンと肩を並べることを目標に取り組んでいます。
公式サイト:https://playbrain.com