「トップパブリッシャーアワード」は、年間を通してアプリ市場の成長に大きく貢献をしたアプリパブリッシャーを選定し、App Annieが表彰するアワードです。受賞企業は「App Annie Intelligence」で計測された収益、ダウンロード、MAU(月間平均ユーザー数)といった指標に基づいて決定されています。
2017年の世界収益部門は、上位52社のうち、日本のパブリッシャーは15社。TOP10には引き続き、mixi、バンダイナムコ、LINEがランクインし、昨年から変わらない強さを示す一方、任天堂が初めてTOP52にランクインしました。
また同アワードでは、日本の収益・ダウンロード・MAUランキングのほか、カテゴリ別のMAUランキングも発表。エンターテインメントカテゴリでは、元SMAPのメンバーが登場する独自の番組企画などが大きな話題を呼んだAbemaTVが初の1位を獲得しています。
その他 ランキングにランクインした日本のパブリッシャーはmixi、バンダイナムコ、ソニー、LINE、スクウェア・エニックス、ガンホー・オンライン・エンターテイメント、サイバーエージェント、コナミ、DeNA、コロプラ、ネクソン、任天堂、GREE、セガ、サミー、KLabとなっています。
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一方、非ゲームの日本収益ランキングは、2016年に引き続きLINEが好調でTOP10に同社のアプリが3つランクイン。また、「マッチングアプリ」がTOP30のうち7つランクインしています。特にサイバーエージェントの「Tapple」は大きく成長し、5位にランクインしているということです。
非ゲームの日本ダウンロードランキングは、料理動画アプリが年間を通して好調に推移しました。3位に「DELISH KITCHEN」、8位に「クラシル」がランクイン。15位の「Google翻訳」は、AR(拡張現実)機能を活用した「Word Lens」のリリースがダウンロード数の増加に起因したと分析しています。
なお、非ゲームの日本MAUランキングは、前年に引き続き、SNS、天気、飲食、乗り換え案内など生活に役立つアプリがランクイン。TOP 30のうち7つがYahoo! JAPAN提供のアプリとなっています。