かつてゲーム販売や音楽・映像レンタルで栄華を誇っていたゲオホールディングスが、転換点に立っています。
ゲーム開発の環境構築支援などを行うシリコンスタジオの業績が安定してきました。
2022年11月30日に新規上場したeスポーツの総合商社であるウェルプレイド・ライゼストが、早くも転換点を迎えています。
SBIホールディングスが、gumiの普通株を最大で30%超を保有することに。両社の関係を分析します。
一時はスマートフォン向けアプリ『パンヤM』の話題もありましたが…
印象的な5つのトピックスで、2023年のゲーム業界を振り返りましょう。業績やビジネスモデル、話題性へのインパクトの大きかったものを選びました。どれも業界の新たな方向性を示しているように見えます。
スマートフォンゲームの運営に強みを持つマイネットが黒字転換を図りました。
ブシロードゲーム事業であるデジタルコンテンツユニットの業績が冴えません。
順風満帆に見えるGENDAですが、死角がないわけではありません。
開発費や人的リソースを最大化させるためにも、子会社を整理して女性向けゲームやコンテンツの開発を集中的に行うことが、業績を回復させる近道だと考えられます。
10月31日の時点で開発チームのほぼ半数が「Polaris」の作業中。
ソーシャルゲームの不調で一時業績不振に陥っていたカヤックが、目覚ましい回復を見せています。
ニンテンドースイッチの販売数が伸びている他、映画によるIP関連の収入も増加して利益を押し上げています。映画関連では、ハリウッド版『ゼルダの伝説』が発表されました。任天堂は明らかに新たな企業ステージに入りました。
コーエーテクモホールディングスが、2024年3月期第2四半期(2023年4月1日~2023年9月30日)の売上高、営業利益の下方修正を迫られました。
日本での売上には、世代を超えた“あの歌”も影響か。
コロプラが8日に発表した2023年9月期の連結業績(2022年10月1日~2023年9月30日)は、売上高309億2600万円(前年同期比5.0%減)、営業利益28億5800万円(同33.7%減)、経常利益32億7600万円(同42.8%減)、親会社株主に帰属する当期純利益18億9300万円(同21.6%減)となりました。
バトルロイヤルブームの火付け役は今でもその人気を維持しているようです。
ニンテンドースイッチ本体も有機ELモデルが売り上げを牽引。ニンテンドースイッチフィーバーは止まりません。
カプコンが今期の業績を予想通りに着地すると、4期連続で2桁増収増益を成し遂げることになります。業績は極めて堅調ですが、上半期の決算内容からは課題も見えてきました。
サイバーエージェントが1日に発表した2023年9月期の連結業績(2022年10月1日~2023年9月30日)は、売上高7202億700万円(前年同期比1.4%増)、営業利益245億5700万円(同64.5%減)、経常利益249億1500万円(同64.1%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益53億3200万円(同78.0%減)となりました。