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Sensor Towerは、2024年4月におけるモバイルゲーム市場の調査データを公開しました。
『スクワッド・バスターズ』がリリース早々に500万DLを達成
4週間でのダウンロード数の伸び率から算出される「ブレイクアウトランキング」では、『クラッシュ・ロワイヤル』などで知られるフィンランドのモバイルゲームスタジオ・Supercellの新作MOBAタイトル『スクワッド・バスターズ(Squad Busters)』がランキング初登場で8位にランクインしています。
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4月25日にメキシコ、スペイン、カナダ、シンガポールなどでソフトローンチ(一部市場での試験的なリリース)された本作は、リリース後18日間たらずで500万ダウンロードを達成。同社タイトルにおける最速ペースでの達成です。
同作は『クラッシュ・オブ・クラン』、『クラッシュ・ロワイヤル』、『ブロスタ(Brawl Stars)』などこれまでのヒット作の人気キャラクターが登場するのが特徴で、Sensor Towerは本作のヒットの理由を「モバイルゲームプラットフォームにおけるMOBAの永続的な魅力」と「Supercellブランドの強固な魅力」にあるとしています。『スクワッド・バスターズ』は、5月29日に日本を含む世界各国でグローバルリリースをむかえます。
また、同ランキングでは1位の『Supermarket Manager Simulator』を皮切りに『Pizza Ready』、『Happy Fishing Master』、『Craft Box Game Tree』、『Openworld Indian Driving Game』とシミュレーションゲームが5本も名を連ねており、同ジャンルの根強い人気も浮き彫りになっています。
『Free Fire』、『原神』、『MONOPOLY GO!』が引き続き大きな存在感を発揮
4月1日から4月28日までにおける全世界ダウンロード数のランキングでは、Darena Games Onlineによるバトルロイヤルゲーム『Free Fire』が前回に引き続き首位を獲得。2017年9月のローンチ以来、全世界で16億ダウンロードを記録しています。
全世界売上高成長率ランキングでは『原神』が1位となりました。4月下旬にグローバルリリースされたバージョン4.6や、それにともなう新キャラクターのアルレッキーノ、新たな探索エリアの実装などが理由であると分析されています。
全世界消費者支出ランキングでは『MONOPOLY GO!』が1位を獲得しました。サービス1周年を祝う各種キャンペーンなどで、年間売り上げ20億ドル達成という大きな節目をむかえたとしています。